マウスピース型矯正装置
当院ではマウスピース型矯正装置として < ピュアアレイ>を用いています
ピュアアレイの特徴
*部分矯正に最適 (前歯の乱杭歯、出っ歯、すきっ歯などに)
*矯正後の後戻りの調整に最適
*3次元解析システムのCA systemを用いることにより歯の3Dの動きが正確に測れる
*歯の動きに合わせたて、歯の位置、大きさの調整出来るため効率的な歯の移動が可能
*熟練技工士と矯正歯科専門医がCA systemを用いて、協力しながら治療を進める
*2種類のピュアアレイを用いて、矯正力による痛みを最小限に抑えている
マウスピース型矯正装置のメリット・デメリット
-------------
メリット:
(1)審美性に優れ、目立ちません
(2)取り外しが可能なため、歯磨きし易く清掃性が良く、食事中外せます
(3)金属を使用していないため、アレルギー体質の患者様にも使用出来ます
(4)マルチブラケット装置による、装置脱落やワイヤー破折などの心配がありません
当院のおすすめ 部分矯正(裏側矯正)を、6-8ヶ月程してから 早めにマウスピース型矯正装置に代える方法
デメリット:
(1)基本的に1日18-20時間装着する必要があり、患者様の自己管理と協力が得られない場合は良い結果が得られません
(2)前歯の乱ぐい歯やすきっ歯など治療可能な症例が限られます
(3)装置装着時は違和感があり、発音しにくいことがあります
(4)装着したまま飲食出来ません
(5)治療中マウスピース型矯正装置では治せないと判断されたケースでは
マルチブラケット装置で矯正する必要が生じます(舌側矯正で
あれば外観に触れないため、審美的な問題はありません)
(6)歯が動くことによる痛みがあります
注意点) 2014.07.09 カスタムメイド(マウスピース型等)の矯正歯科装置の注意事項 (日本臨床矯正歯科医会より)
マウスピース型矯正装置の治療例
CASE1
主訴 :出っ歯と乱ぐい歯が気になる
診断名:上顎前歯前突、上下前歯叢生
治療方針: 上下前歯部分矯正
装置;上下マウスピース型矯正装置
動的治療期間:12ヶ月
初診時年齢:22歳
施術の副作用(リスク):
1)装置の使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
2)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
費用の目安: 総額 約80万円
Case2
主訴: 上前歯のすきっ歯と出っ歯が気になる (矯正後の後戻り)
診断名:上顎正中離開および前歯前突
治療方針:上顎前歯部分矯正
装置;上顎 マウスピース型矯正装置
動的治療期間:9ヶ月
初診時年齢:27歳
施術の副作用(リスク):
1) 装置になれるまで発音しづらいなどの症状がでる事があります。
2) 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から 1-2週間で慣れることが多いです。
費用の目安: 総額 約50万円
CASE 3
主訴 :乱ぐい歯が気になる
診断名:上下顎前歯叢生
治療方針: 上下前歯部分矯正
装置;
上顎=マウスピース型矯正装置
下顎=舌側矯正
動的治療期間:11ヶ月
初診時年齢:28歳
施術の副作用(リスク):
1)装置の使用状況、定期的な通院など矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、
それらが治療結果や治療期間に影響します。
特に、マウスピース型矯正では、装置の使用時間が十分でないと良い治療結果をだすことが出来ません。
2)矯正装置装着初期には違和感があります。特に、舌側矯正では話にくくなりますが、
1〜2週間で慣れます。
3)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
費用の目安: 総額 約80万円
CASE 4
主訴 :乱ぐい歯が気になる
診断名:上顎前歯叢生
治療方針: 上顎前歯部分矯正
装置;マウスピース型矯正装置
動的治療期間:12ヶ月
初診時年齢:21歳
施術の副作用(リスク):
1)矯正装置装着初期には違和感があります。
2)マウスピース型矯正装置では、装置の使用時間(1日18-20時間)が十分でないと良い治療結果をだすことが出来ません。
3)マウスピース型矯正装置は咬合圧によって破折することがあります。
費用の目安: 総額 約50万円




